今月11日、鹿児島まで第74期名人戦第3局に行ってきました。
目的は、名人戦で使用された将棋盤駒を株式会社いつつで購入させていただくためです。
羽生名人と佐藤天彦八段の対局。今回は、対局開始「初手」を指される対局室にも立ち会わせていただいたのですが…
張り詰めた空気の中で、名人と挑戦者が盤を挟んで駒を並べる所作や、一手を待つ静寂感…。
自分の中にある、「子どもたちに、この奥深い日本の伝統文化の良さを伝えていきたい」という情熱を改めて認識し、身が引き締まる想いでした。
大熱戦の末、勝利したのは佐藤八段。
初手を立ち合わせていただいた後は、控室でモニター越しに真剣に向かい合う二人の姿を観戦させていただきました。
いつつにとっても、想い出深い1局となりました。
佐藤八段に今回の盤駒を子どもたちのために使わせていただく旨をお伝えしたところ、迷うことなく
「ぜひ使ってください。」
と言ってくださりとても嬉しかったです。(羽生先生とはお話をするチャンスがありませんでした。残念)
これからは、今回の盤駒を作った職人さんのレポートも随時掲載していく予定です。
今回購入した盤駒が、今後子どもたちにどのような効果をもたらせるかまだ未知数ですが、
引き続き「いつつ」の活動を見守っていただけると幸いです。
株式会社いつつでは、この後も名人戦盤駒を利用したイベントを開催していきます。メールマガジンで最新の情報をお伝えしてまいりますので、こちらも是非ご覧ください。
