いつつについて

会社概要

会社概要

社名: 株式会社いつつ (I-tsu-tsu Co. Ltd.)
代表者: 中倉 彰子
本社: 〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通4丁目4-18富士信ビル5階 F-1
設立: 平成27年10月
資本金: 5,000,000円
決算日: 9月30日

事業内容

  1. 日本の伝統文化・伝統芸能の普及啓発活動、商品・サービスの企画、開発、販売およびコンサルティング
  2. 日本の伝統文化・伝統芸能に係るセミナー、ワークショップ、研究会等の企画、運営および書籍の執筆、出版並びに販売
  3. 地域活性化・地域文化交流、調査分析等を目的とした事業の企画、運営およびコンサルティング
  4. 講演会、シンポジウム及びセミナー等のイベント開催
  5. 教材、教育機器、教育ITシステムの企画、開発、製作及び販売
  6. 教育、学習支援を目的とした事業の企画、運営およびコンサルティング
  7. 前各号に附帯する一切の業務

代表あいさつ

株式会社いつつ代表・将棋女流棋士 中倉彰子

こんにちは。
将棋女流棋士の中倉彰子です。

私は、6歳の時、父から将棋を教わりました。
2歳下の妹と一緒にはじめ、高校1年で女流棋士の養成機関「育成会」に入会。
高校3年で「女流棋士」になりました。
その後、21年間の現役生活。振り返ってみると、厳しい勝負の世界ではありましたが、
将棋から本当に様々なことを学ぶことができました。

株式会社いつつ代表取締役 中倉彰子

 

プロフィール

6歳の時、父から将棋を教わる。91・92年女流アマ名人戦で連続優勝後、18歳でプロの女流棋士としてデビュー。プロとして公式戦を戦うだけでなく、NHK杯将棋トーナメントなどテレビ番組の司会などでも活躍。子どもへの指導に定評があり、子どもを対象にした「親子ではじめる将棋ドリル」「はじめての将棋入門DVD」の製作、WODDYPUDDY「はじめのしょうぎセット」の開発に携わる。2015年現役引退、同年10月株式会社いつつを設立。将棋と知育・育児を結びつけるような活動を広く展開し、子育て世代のお母さんへ向けた講演や子どもたちへの将棋普及活動を行う。私生活では3児の母でもあり、育児と仕事の両立に奮起。子育てエッセーを地方紙7新聞に連載し、現在は東京新聞中日新聞にて連載中。「楽しく驚きにあふれたホンモノの日本伝統文化を世界中の子どもたちのすぐそばに」を理念に活動中。法政大学人間環境学部卒。


私は将棋という世界で生きてきましたが、プロの世界は勝ち負けの世界である一方で、勝ち負け以外にも多くの価値があります。子供達に将棋を伝えていく中で、その価値に気がつきました。またそれは、将棋にかぎらずどんなものであっても、深く理解し本質を見ることによって、さまざまな価値が眠っているのではないかと思います。

私は将棋という世界で生きてきましたが、プロの世界は勝ち負けの世界である一方で、勝ち負け以外にも多くの価値があります。子供達に将棋を伝えていく中で、その価値に気がつきました。

またそれは、将棋にかぎらずどんなものであっても、深く理解し本質を見ることによって、さまざまな価値が眠っているのではないかと思います。


先日、大勢の子どもたちの目の前で、対局のデモンストレーションを行いました。それまでわいわいと楽しんでいた子どもたちが、私たちが盤の前に正座したとたん、シーンと静まり返って見つめていました。この時、言葉だけでは説明しきれない、将棋の持つ雰囲気であったり、空気を体験することは、子どもたちにとても貴重であり、そして将棋をより理解する上で大切なステップだと実感しました。私は将棋界では際立った成績を残したわけではありませんが、それでも私の対局デモンストレーションの姿を見た子どもたちに対して、希少な体験をプレゼントできたということに、正直驚きました。それと同時に、プロである私たちの姿をもっと見せていくことの意義、そして将棋以外においても同様にその道のプロに接する機会を子どもたちにプレゼントしていくことの意義を感じた瞬間でもありました。

先日、大勢の子どもたちの目の前で、対局のデモンストレーションを行いました。それまでわいわいと楽しんでいた子どもたちが、私たちが盤の前に正座したとたん、シーンと静まり返って見つめていました。この時、言葉だけでは説明しきれない、将棋の持つ雰囲気であったり、空気を体験することは、子どもたちにとても貴重であり、そして将棋をより理解する上で大切なステップだと実感しました。

私は将棋界では際立った成績を残したわけではありませんが、それでも私の対局デモンストレーションの姿を見た子どもたちに対して、希少な体験をプレゼントできたということに、正直驚きました。それと同時に、プロである私たちの姿をもっと見せていくことの意義、そして将棋以外においても同様にその道のプロに接する機会を子どもたちにプレゼントしていくことの意義を感じた瞬間でもありました。


将棋を始めとする日本文化は、多くの価値を内包しています。将棋にも勝ち負け以外の価値があるのと同じように、他の日本の伝統文化にも表面的に触れただけでは感じることのできない価値がたくさん眠っていると信じています。それを知らないままに大きくなっていくのはもったいない。デジタルな世の中の現代ですが、アナログに触れることで感じ取れる価値がある、表面的ではなく、深く触れることでもっと人生が豊かになるのではないかと思っています。私も、いつつの活動を通じて、まだ知らないたくさんの価値に触れていきたいと願っています。そして、ひとりでも多くの子どもたちが、日本文化の素晴らしさに触れ、次の世代へとつないでいくことができたら、と願っています。

将棋を始めとする日本文化は、多くの価値を内包しています。将棋にも勝ち負け以外の価値があるのと同じように、他の日本の伝統文化にも表面的に触れただけでは感じることのできない価値がたくさん眠っていると信じています。

それを知らないままに大きくなっていくのはもったいない。デジタルな世の中の現代ですが、アナログに触れることで感じ取れる価値がある、表面的ではなく、深く触れることでもっと人生が豊かになるのではないかと思っています。

私も、いつつの活動を通じて、まだ知らないたくさんの価値に触れていきたいと願っています。そして、ひとりでも多くの子どもたちが、日本文化の素晴らしさに触れ、次の世代へとつないでいくことができたら、と願っています。


中倉彰子